29歳 男性 179cm、78kg
■症状
少し前から痔。長距離トラックの運転の仕事柄、痔が悪くなり、腫れや違和感がとても強い。座ることもできないぐらい痛むことがあり。2度ほど手術した。
■処方とその後の経過
乙字湯と痛みを和らげる漢方薬をお選びしたら3日ぐらいで症状が楽になり、10日でほぼ違和感が消えた。「エンジュの花」と「チユ」の漢方薬を続けてお選びして3ヶ月目になるが症状は殆ど出ていない。
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トイレの様式化や、ウォシュレットの普及で、一時期減少していた「痔」が増えてきています。
繊維質の少ない食事や、睡眠不足、運動不足、座り仕事の増加など、お尻に負担のかかることが増えたことによるそうです。
とくに、女性の方の痔が多くなっており、体質に合わないダイエットなどが原因と指摘する意見もあるようです。
漢方には有名な「乙字湯」という痔の漢方薬があります。この漢方薬は外痔核の痛みや腫れによく効きます。出血を伴う場合には、芎帰膠艾湯という漢方薬があります。
これらの漢方薬は、痔の症状が強いときに使うとよいです。塗り薬や座薬としては、紫雲膏を用いるとよいです。
あと、痔が慢性化して、治療を繰り返したり、手術まで何度も至ってしまう方には、普段から「エンジュの花」や「チユ」という生薬の入った中国の漢方薬がおすすめです。このお薬を続けて服用していくと、腫れやすくなっている肛門部の状態がよくなり、痔の症状を現れにくくすることができます。
よいち漢方薬局では、痔の症状や体質に合うようお薬の調合をしています。妊娠中の方もご相談ください。
痔になりやすい方は、冷たいものや、刺激物(カラシやコショウなど)、アルコールは避けた方が良いです。
できるだけ、火を通した葉物野菜をよくかんで食べるように心がけましょう。
長時間座る場合でも、時々、立っておしりの血行を促しましょう。
市販されている痔のお薬や、お医者さんから処方されるお薬で座薬の形態の物は、多量のステロイドが含まれています。
効き目はよいのですが、漫然と使用すると肛門の状態が悪化することがあります。使い方はぜひ注意してください。
29歳 男性 179cm、78kg
少し前から痔。長距離トラックの運転の仕事柄、痔が悪くなり、腫れや違和感がとても強い。座ることもできないぐらい痛むことがあり。2度ほど手術した。
乙字湯と痛みを和らげる漢方薬をお選びしたら3日ぐらいで症状が楽になり、10日でほぼ違和感が消えた。「エンジュの花」と「チユ」の漢方薬を続けてお選びして3ヶ月目になるが症状は殆ど出ていない。