50代 女性
■症状
以前から両頬が赤くて気になっていた。寒いところからあったかいところに来ると顔全体が赤くなるようになり仕事をしているときに人に見られるのが気になって仕方がないと相談をされました。
■処方とその後の経過
体に熱がこもりやすい体質と、年代的に自律神経の緊張を緩める力が弱くなっているようなので、黄連、山梔子の配合された黄連解毒湯と麝香製剤を頓服的に使っていただき、体の余分な熱を冷ます補腎薬を併用してもらいました。飲みだして2週間ほどで調子が良い実感が出てきて、頓服薬は2か月ほどで要らなくなり、後は補腎薬のみで1年ほどになるが大変調子が良い状態を保っており、頬の赤身は人並みになっています。